【上流工程未経験者必見】30代SESエンジニアが上流工程を経験する方法

設計
悩める男A
悩める男A

毎回毎回どの現場に行っても詳細設計、コーディング、テストばかりやらされて辛い。

もう俺も30代、そろそろ基本設計や要件定義も経験しておかないと不味いよなぁ。。。

どうしたら上流工程を経験できるのだろうかぁ。。。

誰か具体的な方法を教えてください!

今回はこう言った悩みに答えていきます。

数年前まで30代上流工程未経験SESエンジニアだった私自身の経験に基づく内容ですので、ひとつ参考事例として活用してください。

悩みを解決するPOINT

  • 案件は長期の開発保守案件を選び、担当システムの有識者になる。
  • 課題や問題点を探し出し、そして、解決へと導く。
  • 全メンバーとコミュニケーションをとる。

今回の悩みを解決するPOINTは上記の4つです。これらを実行すれば要件定義や設計を経験できる確率はググーッと上がることでしょう。

では一つ一つ細かく見ていきましょう。

案件は長期の開発保守案件を選び、担当システムの有識者になる

上流工程未経験者が基本設計や要件定義などの上流工程を経験したいのであれば、案件は長期の開発保守案件を選び、担当システムの有識者になることです。

もし、自分かプロジェクトの体制を決めることが出来たとして、わざわざ上流工程未経験の人を上流工程にアサインしないですよね?もしあるとすれば、プロパーや直請けのSIなどの現場でもパワーのある会社の上流工程未経験者をステップアップさせるためにアサインするくらいでしょう。

まずは、下流工程(詳細設計以降)で実績を残すことです。割り振られたタスクは前倒し&タスク巻き取りが基本です。

初めの半年~1年は地道に信頼貯金を貯めていくことになるでしょう。ですから、どうしても短期や長期ではなく超長期(2~3年以上)在籍する必要が出てくるのです。

当然、2~3年以上ともなると、案件は継続性のある開発保守案件に絞られてくると思います。(新規開発だとしても、リリース後、そのまま開発保守フェーズにスライドする場合もあります)

課題や問題点を探し出し、そして、解決へと導く

どこの現場でも課題や問題は存在しているはずです。少なくとも、私が経験してきた数々の現場たちは漏れなく課題や問題が山積していました。

これらの課題や問題を解決するのはあなたです。

正直なところ、課題や問題に気付ける人は多いと思ってます。しかし、その課題や問題を解決しようと行動する人は残念ながら少ないのです。

やる気のない男
やる気のない男

自分のタスクじゃないし。
放っておいても、誰かがやるだろう。
課題・問題を解決したところで給与がUPする訳じゃないし。。。

やる気のある男
やる気のある男

この1時間近くかかる作業、自動化してみよう!

あれ?2か月後のここの期間、環境が足りなくなるぞ!?報告しておこう!

この辺の作業は属人化していて良くないなぁ、手順書を作ってみるか!

上記のやる気のない男からやる気のある男にマインドチェンジする必要があります。

初めの内は面倒かもしれませんが、能動的に行動を起こすと何よりやり甲斐を得ることができます。
小さなこと大きなこと、何でもよいです。騙されたと思って課題や問題を解決してみましょう。

全メンバーとコミュニケーションをとる

コミュニケーションは本当に大切なんです。侮れません。

大抵の場合、プロパー・直請け・下請けの会社で1つのチームが構成されていることでしょう。
会社は違えど同じシステム開発を推進していく訳ですから、同チームの他会社メンバー、特にプロパーや直請けのマネジメント層の方々と積極的にコミュニケーションをとりましょう。

その上で、上流工程を経験したいということを伝えていきます。思っているだけでは伝わりませんね

当然、やりたいやりたいだけではよろしくないです。そのため、事前に要件定義や基本設計について勉強しておかなくてはなりません。勉強方法については私のやり方ですが参考までに下記の記事にまとめているので良かったら読んでみてください。

https://wa-papaeto.com/ses-upstream-work/

最後にまとめ

  • 案件は長期の開発保守案件を選び、担当システムの有識者になる。
  • 課題や問題点を探し出し、そして、解決へと導く。
  • 全メンバーとコミュニケーションをとる。

今回お伝えしてきたことからも分かるように、上流工程を経験するために大切なことは、基本的なスキルセットがある上での仕事の取り組み方です。

私は「99%の人がしていない たった1%の仕事のコツ」という本に出会い。その内容を愚直に実行することで、本記事にも書いたことを実現することが出来ました。

今後、何十年とやるであろう仕事というものの取り組み方が紹介されています。下記にリンクを貼っておきます。是非、手に取って読んでみることをオススメします。

では、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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