
来月から要件定義をやることになったけど、経験がないから不安だなぁ。。。
詳細設計からって聞いてたのに、基本設計もやるの!?
要件定義とか基本設計って、みんなどうやって勉強してるのかなぁ。。。
今回はこう言った悩みに答えていきます。
初めて要件定義や基本設計を行う際、とても不安だったのを今でも覚えています。私の勉強方法ですので「これが正解」という訳でもないですが、ひとつ参考事例としていただければと思います。
悩みを解決するPOINT
- 動画で勉強する
- 現場で使われているドキュメントで勉強する
- 本で勉強する
今回の悩みを解決するPOINTは上記の3つです。上から順番に実行すれば要件定義や基本設計といった上流工程に対して、自信を持って取り組むことが出来るようになるでしょう。
では一つ一つ細かく見ていきましょう。
要件定義や基本設計は動画で勉強する
まずはYoutubeなどの動画で勉強しましょう。スマホやパソコンがあれば手軽に観れるので大変オススメです。
ただし、Youtubeなどの動画だと、要件定義や基本設計についてのコンテンツが充実していないのが現状です。
ある程度、要件定義や基本設計の概要が理解出来たら、早めに切り上げて良いと思います。
要件定義や基本設計は現場で使われているドキュメントで勉強する
最も素晴らしい学習教材はあなたの目の前に存在している、現場で使われている要件定義書や基本設計書のはずです。
上流工程経験者が作成した要件定義書や基本設計書なわけですから、これらを活用しない訳にはいきません。
まずは読むこと。そして、可能であれば実際に書いてください。
仮想ひとりプロジェクトを立ち上げるのです。
ちなみに、仮想ひとりプロジェクトの立ち上げ方をお伝えしておくと、課題や問題を発見したら仮想ひとりプロジェクトの立ち上げチャンスだと思ってます。
規模感に応じてWBSも作っちゃうくらいです。
要件定義や基本設計は本で勉強する
最後はやっぱり本での勉強です。
何故か?
動画での学習、現場の要件定義書や基本設計書を使用しての学習では、どうしても「偏り」や「抜け」が発生してしまうからです。
本での勉強であれば、基礎土台をシッカリと仕上げることが出来ます。基礎土台がシッカリしていると、どの現場に行っても差分や歪みのようなものを吸収することが出来るので、最終的には本での勉強は絶対にした方が良いと思います。
上流工程未経験者の方であれば「システム設計のセオリー」という本がオススメです。
この本では、下流工程では求められた要件に対して、システムとしてどのように実現させるのか、つまり、「How」の考え方が大切であるとか。
上流工程ではユーザー要求に対してシステムとして何をするのか、つまり、「What」の考え方が大切であるとか。
システム設計の各工程において何を書くべきなのかについて概念レベルで語ってくれてるので、初めの一冊にオススメです。気になる方はぜひ読んでみてください。
最後にまとめ
- 動画で勉強する
- 現場で使われているドキュメントで勉強する
- 本で勉強する
今回は要件定義や基本設計の勉強方法についてお伝えしてきました。『よしっ、自信が出てきた』『実際に上流工程やってみたい』と思った方にはぜひ下記の記事を読んでください。
数年前まで30代上流工程未経験SESエンジニアだった私自身の経験に基づく内容で、如何にして上流工程を経験するに至ったのかをまとめた記事になります。

では、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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